【DENTAL NEWS】 キシリトールと虫歯予防

2016年04月24日


当院では毎月「デンタルニュース」という小冊子をお配りしています。

キシリトールと虫歯予防

今月の内容は「キシリトールと虫歯予防」です。

キシリトールとは?

キシリトールは厚生労働省で認可もされている天然の甘味料です。

ガムやタブレットでなじみのある方も多いのではないでしょうか。

フィンランド生まれの甘味料

キシリトールは製品の場合は白樺や樫の木からとれる「キシラン・ヘミセルロース」を原料に作られたものを使用していますが、野菜や果実(カリフラワー・レタス・バナナ・イチゴ・ラズベリー等)にも含まれています。

キシリトールの歴史は浅く、1970年代にフィンランドで虫歯予防効果が研究確認されました。今では世界各国で虫歯予防のために使用されています。

日本では1997年4月に食品添加物として認可されました。

虫歯予防を助ける効果

虫歯の主な原因は「酸」です。

通常の糖分は口の中の虫歯菌によって分解され、その際に酸が発生します。この酸が歯を溶かし虫歯を作るのですが、キシリトールの場合は酸の生成を抑えてくれます。

また、歯垢(プラーク)を歯磨きをした際に除去しやすいものに変えてくれます。

このようなことから、キシリトールには虫歯予防を助ける力が備わっているのです。

 

さらにガムやタブレットの場合、「咬む」という行為によって唾液の分泌が促され、唾液による清浄作用や口の中の酸性度を中和・緩和する力を高めることができます。

また唾液が多いと、唾液中に含まれるリンやカルシウムが溶けてしまった歯の表面に戻り、エナメル質の再石灰化の働きを促します。

キシリトール入りガムの選び方

ガムを選ぶ際、気をつけていただきたいのが「どのくらいの割合でキシリトールが配合されているか」です。

もちろん100%のものが良いのですが、記載されていないこともよくあります。

その際見ていただきたいのが「成分表」。この中のキシリトールの量と炭水化物の量を比べてみましょう。

例えば「キシリトール30g」で「炭水化物30g」であればキシリトール100%。「キシリトール30g」で「炭水化物60g」であればキシリトールは50%です。

あと、一度に大量に摂取してしまうとおなかがゆるくなってしまう原因になることも。注意しながら効率的に摂取してください。

最後に

キシリトールは虫歯予防を「助ける」ものとしては非常に優秀です。

しかし、あくまで虫歯を「防ぐ」ものではありません。

あくまで基本は正しい歯磨き(ブラッシング)であり、正しい食生活です。同時進行でお願いします!!

 

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院長  桜木 修